★連載「HACCP導入、運用のコツ」

韓国、アメリカと航空事故が続いている。航空事故では、ほとんどの方が死亡する惨事となる。未然に防ぎたいというHACCPの考え方が生まれた背景でもある。航空事故は、徹底的な事故解明がなされるのが常だ。それは、1954年の英国製コメット機の空中分解事故の原因解明での徹底的な事故調査から引き継がれている。この事故から反復刺激が金属疲労を生じ破壊に至る知識が急速に向上した。

食品事故において原因解明の徹底や、それを繰り返すことがないような防止法、そして行動改革が必要である。あなたの飛行機が安全に飛び続けられるように日々のメンテナンスとチェックリストの実行に励みましょう。

旭川食品産業支援センター センター長 浅野 行蔵

【メルマガ:第521号(2025年2月12日発行)より】

2025.02.13