連載「HACCP導入、運用のコツ」

正月料理は、それぞれの地方の歴史に根ざした地域最高の料理である事が多い。材料や料理方法に地方色が多彩となります。遠く離れた地方の正月料理を試食する機会があれば素晴らしい。普段と異なった料理から自社の次の新商品のアイデアが出ることもあります。好印象を持った料理の解剖をして再構築して新商品のコアとしましょう。現代風に低塩だとかきれいな彩りなどの改良とともに、想定した賞味期限にみあう保存性の仕組みを入れ込みましょう。どれもこれも頼りになるのは、食品科学の知識と方法で、塩度計、pHメーター、糖度計など測定機器も駆使して現代食として成立するハイスペックにしましょう。困ったら旭川食品産業支援センターへご一報ください。

旭川食品産業支援センター センター長 浅野 行蔵

【メルマガ:第521号(2025年1月9日発行)より】

2025.01.09